vim ちょっとした繰り返し

使い捨てのちょっとした繰り返し作業は、レジスタにマクロを保存すると楽。 q{register}で保存開始。qで終了。@{regiser}で呼び出し。

たとえば、.erbファイル編集中、コマンドを<%= %>で囲みたいとする。

qaI<%= <ESC>A %><ESC>q

I<%= <ESC>A %><ESC>レジスタaに記録できる。

puts 123
puts 456

の1行目で@aを入力すると、

<%= puts 123 %>
puts 456

となる。2行目を囲むには、2行目でまた@aとしてもよいが、直前のマクロは@@で再実行できる。少しだけ楽。なので2行目は@@と入力。

<%= puts 123 %>
<%= puts 456 %>

レジスタを使ったマクロは以上。

その場だけでなく、今後も使いたいマクロはにmapしたほうがいいかも。

nnoremap <leader>a I<%= <ESC>A %><ESC>

自分は上のように設定している。\aで呼び出せる。

ssh

ssh(Secure SHell)の、もっとも単純な使い方は以下のとおり。

$ ssh username@hostname

たとえば職場で、会議室のPCから自分のPCを操作したいとき。まずは自分のPCのhostnameを調べる。自分のPCでifconfig(CONFIGure network InterFace parameters)をすればIPアドレスを確かめられる。自分のIPアドレスが192.168.12.34だったら、

$ ssh matzryo@192.168.12.34

でログインできる。(要パスワード入力)

egrep マッチする部分を抽出する

smartyのテンプレートファイルから、変数名のリストを抽出したかった。
${ と } で囲まれた変数名を、重複を省いてリストにしたい。一行に複数の変数名がある場合があることにも注意すべきだ。

たとえばこんなファイルがあるとする。

--code--
{$apple}
--code--{$apple}--code--{$chocolate}--code--{$banana}--code--
--code--{$banana}--code--{$chocolate}--code--

これに埋め込まれている変数名を、

apple
banana
chocolate

のように抜き出したい。

とりあえずegrep '{\$.+}' sample.tplしてみる。

{$apple}
--code--{$apple}--code--{$chocolate}--code--{$banana}--code--
--code--{$banana}--code--{$chocolate}--code--

そうだね。行ごと出力されるね。-o(--only-matching)オプションで、マッチ部分のみ出力する。

$ egrep -o '{\$.+}' sample.tpl
{$apple}
{$apple}--code--{$chocolate}--code--{$banana}
{$banana}--code--{$chocolate}

greedy matchするね。?をつけてnon-greedy matchにする。

$ egrep -o '{\$.+?}' sample.tpl
{$apple}
{$apple}
{$chocolate}
{$banana}
{$banana}
{$chocolate}

よし。これをソートしてユニークにする。

$ egrep -o '{\$.+?}' sample.tpl | sort | uniq
{$apple}
{$banana}
{$chocolate}

まあオーケー。でも、{$ と } がないほうがいい。

$ egrep -o '{\$(.+?)}' tes.txt | sort | uniq | sed 's/{\$//' | sed 's/}//'
apple
banana
chocolate

よし。
でももっといい方法がいくらでもあるはずだ。

2016/8/25追記: これでも可能。

$ egrep -o '{\$.+?}' tes.txt | sort | uniq | tr -d '${}'

PHP グローバル・ローカルスコープ

PHPには大きくグローバルとローカルの2種類の変数がある。互いにアクセスできない。
ちなみに、ブロックスコープは無い。

<?php

//適当なグローバル変数を作成。
$glo = 'global!';

//ローカルスコープから、グローバル変数の変更を試みる。さらにローカル変数を作成する。
function func()
{
  $glo = 'changed from local scope.';
  $loc = 'created at local scope.';
}

func();

echo $glo, PHP_EOL; //global!
echo $loc, PHP_EOL; //空行。